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現代俳句作家シリーズ・明星集 2007.8〜2008.9


『初旅』宮島啓子句集・篁シリーズ60

“初旅”

四六判・224p・上製カバー・本体2700円+税
2016年4月15日発行/ISBN978-4-8129-0823-5
装幀・遠藤享
初旅の語り足りなき夫婦旅
一体、どれ程の旅をなされたのであろう──この句集を
読んで下さった方は、みな私と同じことを思うに違いない。
__「雅楽谷」主宰  中田水光_序より


『青空』山本義久句集・篁シリーズ59

“青空”

四六判・198p・上製カバー・本体2700円+税
2015年12月8日発行/ISBN978-4-8129-0822-8
装幀・高林昭太
正直や立ち揃ひたる松の芯
生涯正直を通してきたのが義久さんその人で、自画像を見るような句。
この句を正面に据え句集『青空」はできあがった。
__「櫟」名誉主宰  阪本謙二


『泉』西谷佳子句集・篁シリーズ58

“泉”

四六判・178p・上製カバー・本体2700円+税
2015年11月11日発行/ISBN978-4-8129-0821-1
装幀・田中淑恵
西谷佳子さんの作品は穏和で圭角がない。
しかも、それらの作品の背景には豊かな詩精神としたたかな自己主張が見える。
読者はこの句集を通して、佳子俳句の穏やかな素顔と背後に漂う詩情に触れる
ことができると思う。
__「序に代えて」より  「好日」主宰  長峰竹芳


『登高』工藤節朗句集・篁シリーズ57

“登高”

四六判・202p・上製カバー・本体2700円+税
2015年11月20日発行/ISBN978-4-8129-0820-4
装幀・高林昭太
登高の更に高きを遥かにす
「登高」は中国の古俗から来ている。陰暦の九月九日行われた行事で、
高い丘に登り、菊酒に茱萸を浸して飲むと災厄が払われ、不老長寿が
もたらされるとされた。
俳句では、近くの山や丘にハイキングに行くことを指して用いられる。


『これもあれも些事』大石坦句集・篁シリーズ56

“これもあれも些事”

四六判・210p・上製カバー・本体2700円+税
2016年1月20日発行/ISBN978-4-8129-0819-8
装丁・高林昭太
初富士やこの世のこれもあれも些事
坦さんの句の特徴は、家族や学校生活の人事句が多いことである。
歳事、学校行事など季節、節目に当たる行事を取り上げる一方で、
日常的なことを題材としている。目に見える景色、動きだけでなく、
坦さん自身の喜怒哀楽、思いや願いを詠み込んでいる。そこには、句の対象となる人への
温かい心がある。………__全国特別支援教育推進連盟理事長  大南英明


『白睡蓮』門間和子句集・篁シリーズ55

“白睡蓮”

四六判・234p・上製カバー・本体2700円+税
2015年10月4日発行/ISBN978-4-8129-0818-1
装幀・高林昭太
岳樺寄り添ふ伊那の桜かな
和子さんは客観写生の道を推し進められて、自然を詠むことが
そのままご自身の心を詠むことに至っている。
__「序」より  「若葉」主宰  鈴木貞雄


『乾坤』川村暮秋句集・篁シリーズ54

“乾坤”

四六判・222p・上製函入・本体2700円+税
2015年7月18日発行/ISBN978-4-8129-0817-4
装幀・高林昭太
七種や昼月を得し二人膳
子育てもとうに終って、夫婦二人だけになり、いまは毎日、
健康であれば、それ以上望むことはない、とこの句は
言っているかのようだ。静かに昼月を仰ぐたたずまいは
一幅の絵のように見える。__「跋にかえて」より  「雪華」主宰    深谷雄大


『帰郷』長  愛輝句集・篁シリーズ53

“帰郷”

四六判・192p・上製カバー・本体2700円+税
2015年7月9日発行/ISBN978-4-8129-0816-7
装幀・高林昭太
帰郷してわが寝間となる夏座敷
第二の人生の六年間で得た七千余句の中からここに四六九句を選んだ
望郷のうた__。
老いて豊かな日常とは何か
これはその実体験の記である。__知音俳句会代表 行方克巳


『佐渡の海』宇野順二句集・篁シリーズ52

佐渡の海

四六判・200p・上製函入・私家版
2015年6月20日発行/ISBN978-4-8129-0815-0
装幀・高林昭太
一枚は子等の植ゑし田風渡る
粛々とした中に諧味を、平明な措辞に品格を──氏は如何なる場面でも、
気取らず肩を張らず「素」で立っている人である。「素」の姿で立つ
俳人宇野順二氏は、どこまで輝かれるのであろうか。しかし、ご本人は
私達の期待も何処吹く風と、俳人魂を胸に秘し、今後も淡々と句の道を歩いて行かれる
ことであろう。__「序」より  「松籟」前代表  島津余史衣


『瓊花咲く』佐川昌子句集・篁シリーズ51

瓊花咲く

四六判・244p・上製函入・本体2700円+税
2015年2月10日発行/ISBN978-4-8129-0814-3
装幀・高林昭太
みささぎの二つをつなぎ花の雲
身近に発見したささやかな抒情を抑えて確かな目で詠まれています。
句は次第に単なる写生にとどまらず人生を深く見つめ自己確立を
目指すものへと進化をしているのが見えます。
奈良雪解会では、会を支える重要なメンバーの一人であります。


『メランジュ』嶌田岳人句集・篁シリーズ50

メランジュ

四六判・202p・上製カバー・本体2700円+税
2015年2月10日発行/ISBN978-4-8129-0813-6
装幀・高林昭太
水の秋ひとさし指のふれてゐる
静謐にしてゆっくりと動いている未来がある。
これからを現在を大事に詠って欲しい作者。_星野高士「玉藻」主宰


『吾妻峡』角田爽丘子句集・篁シリーズ49

吾妻峡

四六判・198p・上製カバー・本体2700円+税
2015年4月25日発行/ISBN978-4-8129-0812-9
装幀・高林昭太
我が郷の匂ひ確かや稲架日和
角田爽丘子という俳人はじつに誠実で澄んだ詩情を芯にして、
ありのままの俳句を示す抒情俳人である。
『吾妻峡』を読んで下さって、誠実な俳句、俳人格を感じて
頂ければありがたいと思っている。__大牧広「序」より


『沙羅の花』和田英一句集・篁シリーズ47

沙羅の花

四六判・212p・上製カバー・本体2700円+税
2015年6月12日発行/ISBN978-4-8129-0810-5
装幀・高林昭太
百五歳ただ居るだけで初明り
真実に生きてきた英一さんの20年間に渉る人生の証が
『沙羅の花』である。──前田吐実男


『季日和』石川美和子句集・篁シリーズ48

季日和

四六判・192p・上製函入・本体2700円+税
2015年1月31日発行/ISBN978-4-8129-0811-2
装幀・田中淑恵
受容とは信ずることや沙羅の花
受容と信じることが美和子俳句のキーワード。
晩節が感謝の日々であることを祈り句集名としている。
──大竹多可志


『冬桜』山崎文子句集・篁シリーズ46

冬桜

四六判・204p・上製カバー・本体2700円+税
2015年3月27日発行/ISBN978-4-8129-0809-9
装幀・高林昭太
水底と思う満開の梅の下冬桜全身涙ぐんでいる
まさに全身の感覚で状況を受け止めている。このダイナミック
な身体感覚が、山崎文子という俳句作家の根源であろう。
──秋尾敏「序」より


『小海老草』加藤和子句集・篁シリーズ45

小海老草

四六判・164p・上製カバー・私家版
2014年11月30日発行/ISBN978-4-8129-0808-2
装幀・田中淑恵
生きることまだ愉しさう秋の蝶
俳句は物に託してうたう詩で、その余情を大切にする。
平明に詠まれて初めて読み手の共感を呼ぶ。
内容としては深みのあることでも決して難解な措辞を
用いないところもまた、和子さんの俳句の特徴である。
──勝又民樹


『水一枚』中川春子句集・篁シリーズ44

水一枚

四六判・216p・上製カバー・本体2700円+税
2014年12月20日発行/ISBN978-4-8129-0807-5
装幀・高林昭太
滝凍てて水一枚となりにけり
中川春子さんの句業による眼は物事の本質を捉える
揺るぎないものであることが理解できる。
研鑽の集大成のような句である。
──佐藤麻績


『福耳』中村奈美子句集・篁シリーズ43

福耳

四六判・236p・上製カバー・本体2700円+税
2014年10月26日発行/ISBN978-4-8129-0806-8
装幀・高林昭太
小六月散歩に羽織る子のチョッキ
穏やかに微笑む遺影を見たとき「逝きし子の耳は福耳日脚伸ぶ」の一句が
自然と口にでたと言う。「この句を遺したい」の思いに駆られ、
第二句集『福耳』の上木となった。
中村奈美子さんは、大正十年一月七日生まれの九三歳。
昭和四十年に大竹孤悠に師事、以来五十年の「かびれ」の俳人である。
──俳誌「かびれ」主宰  大竹多可志


『糸ぐるま』加藤照枝句集・篁シリーズ42

糸ぐるま

四六判・200p・上製カバー・本体2700円+税
2014年11月23日発行/ISBN978-4-8129-0805-1
装幀・田中淑恵
しもたやの屋号で通す桃の花
著者は藤原てい氏の文章講座にて文章の基礎を学ばれている。
定型を重んじ、写生の目を怠ることなく、真摯に俳句に対峙している。
リズミカルに詠まれた俳句には体温が感じられる。
温かい俳句は、万物に温かい照枝さんのお人柄のゆえんと思う。
──「さいかち」主宰  高岡すみ子


『桑苺』町田末子句集・篁シリーズ41

桑苺

四六判・192p・上製カバー・本体2700円+税
2014年12月24日発行/ISBN978-4-8129-0804-4
装幀・田中淑恵
父母逝きて長き歳月桑苺
町田末子さんは上州で屈託なく伸び伸びと育った。
からりとした明るさ、凛とした強さ。
作者はどんな時も物としっかり対峙して句を作る。
だから、その景は読み手に鮮明に伝わってくるのだ。
──渡辺紀子


『蛍』坂上美果句集・篁シリーズ40

蛍

四六判・176p・上製カバー・本体2700円+税
2014年10月26日発行/ISBN978-4-8129-0803-7
装幀・田中淑恵/カバー写真・藤井修一
飛石や引き返されぬ蛍道
三島市の源兵衛川の蛍狩りは、川の飛石を渡って行く。
そこは引き返すことの出来ない、一方通行であった。
昼は渡ることが出来たはずなのに、足がすくんで止ってしまう。
それは引き返すことの出来ない人生とも重なった。__帯より


『花明り』伊達公子句集・篁シリーズ39

花明り

四六判・196p・上製函入・本体2700円+税
2015年4月11日発行/ISBN978-4-8129-0802-0
装幀・高林昭太
風湧きて花吹き溜る身のほとり
心屈した日には、句集『花明り』を開きなさい。慰める心に出会える。
寂しい夜は、句集の「花吹雪」の章を読んでご覧なさい。
平安のうちに睡りが訪れる。心が温泉に浸かったように温もる。
これが公子俳句の薬効である。__からまつ俳句会主宰    由利雪二


『青山河』小松美保子句集・篁シリーズ38

青山河

四六変型判・208p・上製カバー・本体2700円+税
2014年7月31日発行/ISBN978-4-8129-0801-3
装幀・北野亜弓
著者は平成17年大晦日にご主人を突然死でで亡くされた。
このままではいけないと元気を取り戻された時、小惑星探査機
「はやぶさ」の帰還に感動して、「運河」に復帰された。
言葉の豊かな作者が、言葉を駆使して力感のある句を紡いだのが
この句集である。作者は第三句集に向けて百歳まで句作を続けたい
と言挙げている。驚きである。__茨木和生「運河」主宰


『馬の表札』宮本郁江句集・篁シリーズ37

馬の表札

四六判・204p・上製カバー・本体2700円+税
2014年6月30日発行/ISBN978-4-8129-0800-6
装幀・田中淑恵/装画・尾崎淳子/扉絵・宮本豊美
……川崎展宏氏は、俳句は苦心のあとをみせていけない、というのが
信条だった。宮本さんの句集は、その苦心の跡を消すまで叙述に
拘ったものなのである。__岩淵喜代子「序にかえて」より


『花と牛』竹中一花句集・篁シリーズ36

花と牛

四六判・192p・上製カバー・本体2700円+税
2014年6月28日発行/ISBN978-4-8129-0799-3
装幀・北野亜弓/装画・パウル  クレー
東山三十六峰笑ひ茸
著者は筋金入りの俳句好きである。自身の病気や家族の不幸や
介護などのため、やむなく俳句から遠ざかる人も多いなかで、
著者はそれらを克服して、この度、句集を上梓されることになった。
__高橋将夫「序にかえて」より


『銀河鉄道』かつら澪句集・篁シリーズ35

銀河鉄道

四六判・222p・上製函入・本体2700円+税
2014年5月30日発行/ISBN978-4-8129-0798-6
装幀・高林昭太
秋夜いま銀河鉄道星へ発つ
『銀河鉄道』を繙く人々よ。人間の深い心の中で働き、
情操や知性を司るエネルギー。私たちは、この句集を通して、
詩の芸術を感じ合いたいものである。__「風樹」主宰  豊長みのる


『リラの花』秋馬玲子句集・篁シリーズ34

リラの花

四六判・200p・上製カバー・本体2700円+税
2014年5月29日発行/ISBN978-4-8129-0797-9
装幀・高林昭太
合歓の花わたくしを待つ家ありて
外出先で見た合歓の花から、我が家へと思いは及んだ。
頼られている幸せを優しく甘く俗にならぬように
詠い上げた。__高田風人子「序」より


『白日傘』岡本優子句集・篁シリーズ33

白日傘

四六判・200p・上製カバー・本体2700円+税
2015年1月11日発行/ISBN978-4-8129-0796-2
装幀・高林昭太
白日傘誰にも会ひませんやうに
私はいま「白日傘」を句集名に選んだ氏に拍手を送りたい。
ここには作者の思いが全て含まれているように思えるからである。
一見淡々と祈っているように思えるがその祈りは無限に大きい。
__今瀬剛一「序」より


『初鏡』坂上菜穂子句集・篁シリーズ32

初鏡

四六判・176p・上製カバー・本体2700円+税
2014年4月20日発行/ISBN978-4-8129-0795-5
装幀・高林昭太
うんちくの身ぶり手ぶりや河豚料理
この一句は作者の俳句の個性を代表している作品だと思う。
自分自身をも含めて、人間の本質的なものや心の内を見きわめ冷静に
分析している。時には自分の感情をもてあます部分もあり、
それが作者の俳句の妙味でもあるのだ。__帯より


『香芝春秋』中谷清句集・篁シリーズ31

香芝春秋

四六判・220p・上製函入・本体2700円+税
2014年3月28日発行/ISBN978-4-8129-0794-8
装幀・田中淑恵
初夢のペガソス翔ける天の果て
これこそ、人生の辛酸から咲き出でた見事な詩の華と言うべきであろう。
詩人、中谷清氏の住まう故郷の風景が見事に映し出された句集『香芝春秋』
である。__豊長みのる「序」より


『水晶の橋』加藤千恵子句集・篁シリーズ30

水晶の橋

四六判・208p・上製カバー・本体2700円+税
2013年12月3日発行/ISBN978-4-8129-0793-1
装幀・高林昭太
月の客一本道を帰りけり
加藤千恵子さんは、俳句のうまい人である。
作者のこころ、作者の人間が見える、
本当のうまさである。__山崎聰「序に代えて」より


『雪』荒井弘美句集・篁シリーズ29

雪

四六判・192p・上製カバー・私家版
2014年3月2日発行/ISBN978-4-8129-0792-4
装幀・高林昭太
春雪に立ち止りたる別れかな
佇めば春雪われを包みたり

『桜鯛』宮崎敬介句集・篁シリーズ28

桜鯛

四六判・184p・上製函入・本体2800円+税
2013年11月22日発行/ISBN978-4-8129-0757-3
装幀・高林昭太
湖照りの高層ホテル鳥渡る
写生に重きを置く著者の俳句の根元は、ものの全てに
対する愛の世界だと思われます。
著者の優しい心がその愛を生み出すのです。
__倉田紘文・序より


『越後雪賦』塩田修三句集・篁シリーズ27

越後雪賦

四六判・192p・上製カバー・本体2700円+税
2013年8月30日発行/ISBN978-4-8129-0755-9
題字・塩田さち子、装幀・高林昭太
消印は越後湯沢や雪便り
人間の核心を捉えて、にやりとさせるような句の特徴は、
叙情性をも生き生きとさせ天品の輝きを放っている。__中田水光


『高千穂』中西凍雷句集・篁シリーズ26

高千穂

四六判・192p・上製カバー・本体2700円+税
2013年10月6日発行/ISBN978-4-8129-0754-2
装幀・高林昭太
稲の花黒子で在りし母供養
この作者の持ち味は、昭和という激動の時代を生き抜いた、
したたかな人生観照にあるように見える。
しかも激情的ではなく、冷静に人生の軌跡を重ね合わせて
いる。__長峰竹芳


『愛一途』鈴木としゑ句集・篁シリーズ25

愛一途

四六判・192p・上製カバー・私家版
2013年9月8日発行/ISBN978-4-8129-0753-5
装幀・高林昭太/中扉絵・鈴木としゑ
ひとすぢや横道なしのわが恵方
本句集には著者の潔白なまでに真摯な生き方が如実に表れている。
他人の子の更生を見守り続ける保護司としての日々は並大抵のことではない。
大きな愛がなくては貫くことができない職務である。
まさしく大きな愛が本句集には溢れている。__上田日差子・序より


『続  ゆづり葉』村松枩風句集・篁シリーズ24

続  ゆづり葉

四六判・232p・上製函入・本体2800円+税
2013年8月6日発行/ISBN978-4-8129-0752-8
句集の叙情があたかも「祈り」に似たような表現の句が
多く散見できる。それは齢の移ろいから生まれるものであろうか。
作者八十路の吐露と受け止めたい。ひときわ「帰家穏坐」の世界が、
その広がりをみせている。__小川庭水


『熊ん蜂の巣』山本一糸句集・篁シリーズ23

熊ん蜂の巣

四六判・178p・上製カバー・本体2700円+税
2013年9月5日発行/ISBN978-4-8129-0751-1
装幀・山本俊輔
まなうらに燃え初旅の島一つ
我は我らしく詠み続ける中で、自然界と人間界に渦巻く
真実の声を探り、その奥にひそむ自然愛・人間愛の真情を求めて、
さらに明日への俳句を訴えるばかりである。__あとがきより


『無口なる夫(つま)』恩田美恵子句集・篁シリーズ22

無口なる夫

四六判・224p・上製カバー・本体2700円+税
2013年7月1日発行/ISBN978-4-8129-0748-1
装幀・高林昭太
無口なる夫と向き合ふ牡丹の夜
繊細な感覚を働かせて日常生活の楽しみを描写しているのは
鋭敏な感覚に富んだ把握力と細密な観察力の賜ものであろう。
__中田水光・帯により


『たらちねの』山内誠子句集・篁シリーズ21

たらちねの

四六判・186p・上製函入・私家版
2013年8月31日発行/ISBN978-4-8129-0747-4
装幀・田中淑恵/題字・山内誠子
たらちねのセルの手ざはり肌ざはり
誠子俳句の特徴の一つは絵画、特に西欧絵画への強い関心を持った作品に、
垢抜けした明るい句が多い。もう一つの大きな特徴は、秋田を中心とした
風物詩に佳い作品が多い。__有馬朗人「序」より


『夏椿』塩谷宏子句集・篁シリーズ20

夏椿

四六判・192p・上製函入・本体2700円+税
2013年5月1日発行/ISBN978-4-8129-0746-7
装幀・高林昭太
托鉢の僧も見上ぐる夕桜
ご主人様が見守って下さる「俳句と遊ぶ健康な老後」が
いつまでも続くよう祈っております。__酒井京「序に代えて」より


『京あふひ』村田あを衣句集・篁シリーズ18

京あふひ

四六判・194p・上製カバー・本体2700円+税
2013年5月5日発行/ISBN978-4-8129-0744-3
装幀・田中淑恵
京鹿子叢書254
手鏡は母とおそろひ年迎ふ
作者が俳句を始めたのは、母、村田孝子と父が俳人で
あったからである。__「序・豊田都峰」より


『率土』大塚厳洲句集・篁シリーズ16

率土

四六判・160p・上製カバー・本体2700円+税
2013年4月8日発行/ISBN978-4-8129-0742-9
装幀・田中淑恵
屯田の獅子の稲穂をつけて舞ふ
は、昭和五十二年一月、俳句入門講座受講中の第一作であるが、
殊更に振りをつけることのない、それでいて、その動き、収穫の喜びを
簡潔に表した錆のつかない作である。……__深谷雄大・序より


『河鹿の瀬』野坂潭句集・篁シリーズ15

河鹿の瀬

四六判・208p・上製カバー・本体2700円+税
2013年3月27日発行/ISBN978-4-8129-0741-2
装幀・高林昭太/口絵・野坂愛子
花鳥の零せるものの耀へり
著者の義母・山本啓子さんは、皆吉爽雨創刊主宰の時代から
「雪解」を支えてきた有力な会員である。最初は義母の手ほどきを
受けていたが、精進の甲斐あって今や「雪解」にはなくては
ならない有力会員である。__帯より


『へんなこ』前田保子句集・篁シリーズ14

へんなこ

四六判・230p・上製カバー・本体2700円+税
2012年12月25日発行/ISBN978-4-8129-0740-5
題簽・前田吐実男
「へんなこ」とは子育てを放棄された野良猫の子供のことである。
著者は家に集まって来る小動物にも餌を欠かさない
「天晴れ、日本のおかあちゃん」の優しさを持っている。
しかしその眼は、本質に迫りながらも、どことなく
とぼけていて面白い。__帯より


『焼酎甕』香原政春句集・篁シリーズ13

焼酎甕

四六判・288p・上製カバー・本体2700円+税
2013年1月23日発行/ISBN978-4-8129-0739-9
題字・秀島踏波/装幀・田中淑恵
秋澄むや焼酎甕の玄光り
句集名はこのご縁によることといたしました。
思えば会社、学校、俳句における、遥か前方を歩まれるこの方々に
めぐり会うことがなかったら、私の人生はすこしく別のものになった
かもしれません。このたびの句集上梓は、いわば私の「生前葬」だと
思っています。“生前葬”らしくこれまでお世話になった多くの方々に
「ありがとう」を申しあげたいと思います。そして私の家族にも。__あとがきより


『柿』橋本敏子句集・篁シリーズ12

柿

四六判・192p・上製カバー・本体2600円+税
2012年12月3日発行/ISBN978-4-8129-0738-2
装幀・田中淑恵
ゆつくりとまつ直ぐ歩く十二月
敏子俳句の本領は巧まない日常性にある。そしてそれがそのまま
奥深い人生観に繋がっている。一句一句が敏子さんそのものであり、
かけがえのない人生記録になっている。__長峰竹芳


『ミネルヴァの梟』近藤喜子句集・篁シリーズ11

ミネルヴァの梟

四六判・200p・上製函入・本体2600円+税
2012年10月1日発行/ISBN978-4-8129-0737-5
装幀・高林昭太
近藤喜子さんの感性には天性のものがある。その豊かな感性で
詠む自然に人と自分自身が加わった。__高橋将夫・「序に変えて」より



『彼岸花』三上登志子句集・篁シリーズ10

彼岸花

四六判・184p・上製ビニールカバー・私家版
2012年9月1日発行/ISBN978-4-8129-0736-8
装幀・田中淑恵
畦毎に火がつながれり曼珠沙華
見事な一句です。
石河義介主宰も、中七の形容が絶妙だ、と褒めておられます。



『含羞草』結城恵子句集・篁シリーズ9

含羞草

四六判・184p・上製カバー・本体2700円+税
2012年10月11日発行/ISBN978-4-8129-0735-1
装幀・田中淑恵
ふと言葉やさしくなりぬ含羞草
句柄は平明で俳味があり言うならばウィットにも富んでいる
面白さの中に重みがあるそんな作者なのである。__池田啓三・序より



『摩周湖』松本周二句集・篁シリーズ8

摩周湖

四六判・204p・上製カバー・本体2700円+税
2012年10月10日発行/ISBN978-4-8129-0734-4
装幀・高林昭太/装画・河瀬將司
異色の俳人として、松本さんを俳壇へ送り出すことになった
句集『摩周湖』の不思議な色彩と肌ざわりを読者の皆様に
読み取って頂けると思う。__伊藤敬子・序より



『千の祈り』柿本麗子句集・篁シリーズ7

千の祈り

四六判・202p・上製カバー・本体2700円+税
2013年5月1日発行/ISBN978-4-8129-0733-7
装幀・高林昭太
千の祈り一つの波に致命祭
長崎は二十六聖人の「殉教の街」であり、「被爆の街」である。
敬虔なクリスチャンでもある著者には長崎が「永遠の祈りの街」で
あることは、本書が如実に物語っている。__能村研三・序より



『秩父笛』宮田富昭句集・篁シリーズ6

秩父笛

四六判・196p・上製カバー・本体2700円+税
2012年11月1日発行/ISBN978-4-8129-0732-0
装幀・山本俊輔
新秋の息入れて吹く秩父笛
世に俳句好きの人は多い。しかし、富昭さんほど俳句の好きな人を私は知らない。
よく、何々の鬼ということを言うが、富昭さんはまさに俳句の鬼である。しかも、
金棒を持った鬼である。__高橋悦男


『燦燦』芝田洋子句集・篁シリーズ5

燦燦

四六判・198p・上製カバー・本体2700円+税
2012年10月6日発行/ISBN978-4-8129-0731-3
装幀・間村俊一/口絵・芝田洋子
有り余る詩才を綺羅星のように鏤められ、女らしく
ときに、妖精のようにまたあるときは毒薬のように
人を痺れさせ魅了し、飽くこともなく一気に読ませます。
__檜 紀代・序より



『猫贔屓』鈴鹿百合子句集・篁シリーズ4

猫贔屓

四六判・310p・上製函入・本体2700円+税
2012年11月1日発行/ISBN978-4-8129-0730-6
装幀・田中淑恵
京鹿子叢書251
鈴鹿百合子。鈴鹿野風呂四男鈴鹿仁に嫁してよりの作家活動という
ことになる。聞くところによると、婚約中も尋ねると野風呂先師に
俳句を作ることを勧められ、まして義兄にあたる丸山海道前師直々の
指導の機会もあって、たちまちに素質が花ひらいたということである。……
__豊田都峰・序より


『木洩れ日』山口郁子句集・篁シリーズ3

木洩れ日

四六判・184p・上製カバー・本体2700円+税
2012年8月11日発行/ISBN978-4-8129-0729-0
装幀・田中淑恵
へぼ胡瓜物言ひたげに曲がりをり
結社の「伝統俳句を守り今を詠み平明な表現と深い句意」
を実践し、一読感服いたしました。__鈴木一三・序より



『宮址野』廣渡秀子句集・篁シリーズ2

宮址野

四六判・224p・上製函入・本体2700円+税
2012年8月8日発行/ISBN978-4-8129-0728-3
装幀・高林昭太
雪解選書342
踏青や視界に余る宮址の野
完成された抒情に更に一歩加えた素人っぽい新鮮さを
今後も貫かれ、一層の充実を期待します。__古賀雪江・序より


『青鷹(もろがへり)』前田美恵子句集・篁シリーズ1

青鷹

四六判・208p・上製カバー・本体2600円
2012年7月19日発行/ISBN978-4-8129-0727-6
装幀・山本俊輔
一本に大地を見たる鷹一羽
大地を鳥瞰している鷹。その鷹が飛びながら見た地上の一本の道
一本の大地とみた作者の視点に共感__高橋将夫・序より



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